Shoko Kusuhara Piano School

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楠 原 祥 子 (Shoko Kusuhara)

profile_013才半よりピアノを始める。桐朋高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。ワルシャワショパン音楽大学バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ教授のクラスで研究課程修了。ベラ・シキピアノ国際コンクール第1位。

2016年ショパンワルツ集CDをリリース、読売新聞推薦盤になる。『だれもが知っている曲だけに、ショパンのワルツで聴き手を魅了することは難しい。しかし、ポーランドに学んだ楠原祥子のピアノには、日本人ピアニストには珍しい、自在な語り口と確実な説得力がある。』

日本ショパン協会例会、ショパンフェスティバルin表参道2012、2017、銀座ヤマハホール、ポーランド建国記念式典、クアルテット・エクセルシオ、ニューフィル千葉との共演など、国内各地でリサイタルを開催。ショパン、パデレフスキなどポーランド作品のオーソリティとして高い評価を得ている。
ヨーロッパでは、ポーランドの音楽祭、ショパンの生家、ワルシャワ、グダニスク、ルブリンなどでリサイタル。ショパン国際音楽祭『夏をショパンとともに』には毎年招聘されている。ラジオ・グダニスクでマズルカ録音。2015年ポーランドテレビのインタビュー、2016年ポーランドラジオⅠのショパンコンサート1時間番組に出演。2015年よりタマラ・グラナットとデュオ・グラナットの活動を開始、日本公演も行う。ポーランド人ピアニスト・教授陣との親交も深い。
高柳朗子、有賀和子、林秀光、バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ各教授に師事

ピアノレッスンは大学時代から始め、東京藝術大学付属高校、桐朋学園大学音楽学部、同短大、高校、東京音楽大学、武蔵野音楽大学、お茶の水女子大学(音楽)などに合格者を出している。また学生音楽コンクール入選者、千葉音楽コンクール優勝者、ショパン国際コンクール in Asia入賞者多数。

現在、桐朋学園大学音楽部非常勤講師、日本ピアノ教育連盟国際部中央運営委員、ピティナ正会員表参道パウゼステーション代表日本ショパン協会正会員三善晃ピアノメソードMiyoshiNet運営委員

私とピアノ ~めぐり合い

ポーランド講演案内

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ピアノを弾いてきたことで、その周辺のこと、たとえばそれは絵画への興味だったり、語学だったり、作曲家の故郷への旅だったりと、いろいろに好奇心が広がります。曲の中に小さなきっかけが見つかって、それを追いかけてみたら、思いもかけない出会いが待っていた!というお話しです。

毎夏7月末、ポーランドで開催されているショパン国際音楽祭「夏をショパンとともに」にリサイタルに行っています。昨年のこと、ショパンのバラード第4番と、誰もが知っているメランコリックなワルツ嬰ハ短調作品64-2をプログラムに入れていて、ふとこの2曲が同じ女性に献呈されていることに気がついたのです。

ポーランド ワジェンキ公園でのサマーコンサート

ポーランド ワジェンキ公園でのサマーコンサート

ナタニエル・ロスチャイルド男爵夫人。

ロスチャイルドといえば王家にも及ぶほどの大富豪、どれほど高貴なマダムだったのかしら・・・と、想像が独り歩きをして、ただただ羨ましくてなりませんでした。

8月、リサイタルを終えてパリに出ました。オルセー美術館の奥まった展示室に足を踏み入れた時のこと、目に飛び込んで来たのは、あでやかなリムスキー・コルサコフ夫人の肖像画でした。艶めくブロンドのヘア、ふっくらした口もと、豊かなデコルテのライン、それらすべてが周囲の光を集約してまぶしいほどでした。

圧倒されて部屋を出かかると、向かいの壁にひっそりと掛けられた小さな肖像画が目に止まりました。コントラストのためにこの場所を選んで架けたのかと思わずにいられない、黒とシルバーのドレスをまとった地味なマダムの姿。

それこそは、ショパンが名曲を2曲も献呈したロスチャイルド男爵夫人、その人だったのです。

夫人は少しも美しくはありませんでした。19世紀のパリから100年巻き戻したような古めかしさ。やや陰鬱な表情。心に描いた人との落差に愕然としましたが、それでも私は、彼女が奏でたであろうバラードとワルツの響きを絵に重ねて、やっと出会えた嬉しさでどうしようもなく胸がいっぱいでした。

その他、私とピアノのオハナシをお読みになりたい方、「ピアノの素晴らしさ」をクリックしてどうぞ!

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