2週間に渡って開催された、第24回「夏をショパンと」ショパン国際音楽祭。みなさまの応援のおかげさまで無事に演奏もでき、昨日終了しました。

ピアニスト親善大使役としてご紹介します!

ここはポーランドのBusko-zdroj。

ワルシャワから南へ250kmほど、ポーランドでも有数の本格的スパリゾートです。

広大な公園の一番奥にサナトリウムがあり、その中にコンサートホールがあります。

サナトリウムはイタリアの建築家マルコーニ作の歴史的建造物で、ここは硫黄泉が湧くため、中にはいるとうっすら硫黄の匂いが漂います。

スパでは一般的に2週間を滞在期間として、まず医師の診断を受けて、硫黄泉温浴、飲泉、インハレーション、マッサージその他様々なプログラムを組んでもらい、日々自分の体を癒しながら過ごします。

 

さて。。。この音楽祭はBarbara Hesse Bukowskaが始め、現在監督は我らが巨漢のTkaczewski。ママZofiaも事務をこなします。

Tkaczewskiの監督としての才覚や運営力には、まったく脱帽です。次々と世界中のヤングエイジコンクールで入賞しているすごい才能を発掘してくるのです。

彼だからこそできることで、ポーランドでもこういうことができる人は少数でしょうね。

今回もストラヴィンスキー/アゴスティ編曲の火の鳥を弾いた台湾の16歳など、その他、勉強中でありながら演奏活動も各国でこなすヤングエイジピアニストが多数出演しました。

そうした運営によりこの数年は音楽祭が活性化し、サポーターの数も増えたことが私にも感じられます。

Duszniki-Zdrojで開催されているポーランド最古の音楽祭は、Prof.Palecznyの力で世界のプレスティジャスなコンクールでの入賞者が演奏していますが、それもPalecznyだからこそできること。今はポーランドを代表する音楽祭となっています。

Busko-Zdrojの私たちの音楽祭は、独自の価値を保って、ショパンを極めていくよい音楽祭であり続けられたらと思います。

音楽祭の重大要素のひとつはピアノです。

そのピアノは、調律師Kozera氏所蔵のスタンウェイD型フルコンをこの期間レンタル。コンサート前には、時には4時間もかけて調整をする熱心さで、おかげでよく鳴ります。

以前はヤマハのグランドピアノが置いてありましたが、硫黄のせいで弦が真っ黒くなり、特に低弦の響きが失われてしまったそうです。

林の中でリスくんも🐿日々コンサートを聴いてくれています♬