ワルシャワの街中に出てみたら。。。

Nowy Swiat新世界通りから旧市街の王宮に続くKrakowskie Przedmiescieクラコフ郊外通りが、車両通行止めになり、歩行者のプロムナードになっていました。

この通りをワカモノやおじさんが電動キックボードでスイスイ走る走る!

 

歴史的に由緒あるこの通りは、ショパンの時代の国民劇場(現在の大統領官邸)、

ワルシャワ大学、コペルニクス像が前に立つ科学アカデミー、

そして国民的詩人アダム・ミツキエヴィチ像

 

 

 

私たちが“レッツゴー教会”と名付けたショパンの心臓が安置される聖十字架教会、

などなど、ワルシャワの名所はすべてこの通りに沿ってあります。

ポーランド最後の王スタニスワフ・アウグスト・ポニアトフスキが退位したのが1795年。

その後19世紀ショパンの時代にはロシアの支配下になり、事実上ポーランド国は消滅。

20世紀になって大戦でワルシャワが壊滅的な被害にさらされても、今に至るまで、ワルシャワの目抜き通りといえばここ。

王宮に向かって貴族の館や学府が並び、ショパン一家もここに住まい、この通りを行き来していたことを思い起こすと、彼らが歩いた道を何度でも行ったり来たりしたくなり、彼らが目にしたものを私も目にしたくなるのです。

例えば。。。

ここはショパン家のサロンがあったところ、

この教会はショパンがオルガンを弾いていたヴィジトキ教会、

と、一つ一つを見ながら、心は200年前にタイムスリップして、ショパンや家族や友人たちがあたかもそこを歩いているかと。

イルージョンが瞼に浮かび上がって陶然とすることがあるのです。。。。

そして今!時は21世紀。2019年7月20日。

由緒あるこの通りに馬車はもう通っていない。代わりに、ワカモノやおじさんたちは電動キックボードでスイスイ走る走る!

聖十字架教会の前も、ミツキエヴィチの像の前も、ワルシャワ大学の前も、200年前のことにお構いなくスイスイ走る走る!

ポーランド語で、“フライノガ hulajnoga” というんですって!

楠原祥子