23日(月祝)は祝日というのに、学校は出勤日です。調布は賑やかにお祭りでした。

今日は高校・大学・ポーランド留学と長いこと同じ道を歩んだ大長美由紀さんの個展が、代々木上原のムジカーザで開催されました。

余談ですが、ムジカーザのオーナーは桐朋の私たちの先輩で、寮でもご一緒だったあこがれの先輩です。ご主人は指揮者の井上道義さん。(今もそうだと思う。。)

美由紀さんの個展は、日本では、いえ、もしかすると世界でもたった一つの独創的なものかもしれません。

彼女のファンタジーを陶芸作品化したオブジェが、会場のスタインウェイピアノの周囲に置かれています。

これらの作品はタダモノではなく、今回は彼女の好きな映画の印象的なシーンに使われたものを、自らの手で陶芸によって創作したものです。

これが陶芸作品!?!と度肝を抜かれるほど、どの作品も細部まで凝りに凝っており、すべてが彼女のファンタジーによる創作です。

『空を飛ぶ靴』、『イタリアの車』、『妖精が弾くピアノ』etc。

解説を入れながら、映画の中で使われた音楽を演奏していきます。

ポピュラーな曲もありますが、ショパンの英雄ポロネーズ、ブラームスのラプソディ2番といったハードな曲も入れて、それらを実に丁寧に、決して弾き飛ばすことなく演奏していきました。

独自の感性と、それを陶芸で物質化していくピアニストとしては異端の才能を持つ美由紀さんならではの、極めて独創的なアイデアに満ちた個展でした。