千葉市音楽協会主催、千葉市音楽コンテストをご存知ですか?

知らないなぁ。

。。。という方が案外多いので、ここでご紹介しますね。

ピアノ、 声楽、 弦楽器、管楽器ヴァイオリン フルート その他専門的にやっているものなら何でも出場できます。今回はピアノ、声楽ソプラノ、ヴァイオリン、フルート、そして今回はマンドリンもありました。

また18歳以下のジュニア部門もあります。ジュニアの部は必然的に楽器はピアノかヴァイオリンになり、年齢には不相応なくらい上手な神童(の卵?)くんたちが出場してきます。

会場は千葉の京葉銀行文化プラザ音楽ホール。コンテストですから、一応審査しなければなりません。いわば質の高いガラコンサートに点数をつけている雰囲気です。

今回の千葉市長賞には、ヴァイオリン有働里音さんが(都立芸術高校3年生)が輝きました。確かな技巧で堂々たる弾きっぷりでした。

私の生徒さんたちも、第2回の時に横田明日美さんが千葉市長賞を受賞、昨年第4回には小泉順子さんが千葉市音楽協会賞を受賞しています。

審査させて頂くのは2回目で、第1回の時もでした。そうそう、その時は尺八の方が群を抜いて芸術的で千葉市長賞でした。

厳密に言えば、ピアノはピアニストが、歌は声楽家が審査、というようにジャンルによってより専門的に審査を行うべきなのでしょうけれども、『音楽として聴く』のがこのコンテストの良いところです。

例えば私は、歌もオペラも交響曲も聴くし、特に歌やオペラにははまっていますけれど、専門ではないので、ピアノ以外の演奏は音楽として共通することを聴きます。

細かい技巧など細分化して深く追究するほど、専門家だったら、「自分はそういったメカニズムは好まない。」などと、独断による判断を下して、好みでないものを排除することも起こり得るでしょう。

究極のところ、千葉市音楽協会会長の秋山衛先生が仰るように、自分が良いと感じた演奏を評価する!自分の心の声に正直になる!・・・これこそは聴くことの原点ですね。心をまっさらにすれば、自然と美しい音を聴き分けるセンサーが敏感に作動するのでしょう。

 

さて、京葉銀行文化プラザ音楽ホールは、ここなら弾きたい?と私も思ってきた千葉が誇る素晴らしいホールです。千葉の音楽文化の拠点なのに、目下のところ来年度の運営見通しが立たず存続危機に直面しています。なんとかみんなの力で、存続させていきたいと思います。

10月7日(土)には、楠原祥子ピアノスクールコンサートがこのホールで開催できることになりました。企画を工夫して私たちが誇れるコンサートにしましょうね!