ヤマハ千葉店の神津課長さんが、興奮してコールしてくれました!ロシア奏法ムジカノーヴァ6月号表紙

「先生~!ムジカノーヴァ最新号に、千葉店主催のロシア奏法による『はじめの一歩』のセミナーと公開レッスンが掲載されているんですよっ。」

「ほんとですか~?」(別にウソだと思っているわけではなかったが。。。)

「それに祥子先生のところのまりちゃん(5歳)の写真がいっぱい載っていて、あっ、最初からまりちゃんですっ。曲尾雅子先生と須田先生のおとなりにまりちゃんいます。次のページも、あれぇ、こっちも!まりちゃんばっかりです~。」

「買う買う買う~!」

というわけですぐさま手に入れて、むさぼるように読みました。ロシア奏法ムジカノーヴァ記事24ページ

確かにまりちゃんの写真が4ページにわたっていっぱい。ヘッダーでは曲尾雅子先生、須田先生の横に。ページをめくっても、先生に手を持って頂きながらのレッスン写真や、先生やお友達と笑ってるまりちゃんもいます!

公開レッスンについては、まりちゃんのレッスンが詳細にレポートされています。

どうぞみなさまもお読みになって下さいね♬

ムジカノーヴァ6月号24~27ページです。

ロシア奏法によるピアノ教本『はじめの一歩』(音楽之友社)第1~3巻は、三善晃ピアノメソードとともに多くの小さい生徒さんに使っています。導入期だけでなく、譜読みの苦手な生徒さん、音が浅い生徒さんにも、ピアノの音の本来の響きが身体に入ってくるように、ともに試行錯誤しながらやっています。ロシア奏法ムジカノーヴァ記事26ページ

私が学んだポーランドでも、ピアニストや教授陣は少なからず、ロシアのピアノ奏法の影響を受けていらっしゃいます。例えば、消しゴムがついている鉛筆がありますね。その消しゴム部分でメロディの音を弾いていく。この奏法は、ヤシンスキ教授からも習いました。手の内側の1と5の指の下のふっくらした部分の筋肉と手首を、とてもしなやかに使いながら音を出していく方法です。この公開レッスンでも曲尾先生と須田先生も使っていらっしゃいました。

音の追及・・・

美しい音を求める・・・音は変幻自在。

音楽はそれに尽きるかと私は感じることがあります。

ピアノの音も、人の声と同じようにピアニストによっての持ち音があり、さらに楽器の鳴らし方、ホールの空間の響かせ方もあります。

最近読んだ本では、ツィメルマンは、一定の時間の中にどれだけの響きを入れるかを問われるのが音楽だ。。。ということが書いてありました。確かに時空間とともにあり、消えていく。。。。

結局追い求めても追い求めても、決して行き詰るわけではないが、こうかもしれない、こうもできる、これもいいかもしれない・・・・と幾万の方法を試しては、また次の方法を探すことを繰り返している。

まりちゃんはこの公開レッスンで、きっと、その迷宮の入り口を小さいなりに覗いたのではないかしら。ロシア奏法まりちゃん斜め前

ほんの少しのタッチの違いを、聞き分けることができるようになる第一歩。

やさしく鍵盤に指を置く。突くのではない。鍵盤に指をなじませる音の出し方を、普段の何気ない動作と連動させて覚えていく。ロシアでは豊潤な民謡の世界から入ります。

ロシアは音楽大国ですけれど、しかし・・・・チャイコフスキー以前に誰か有名な作曲家がいたかと考えてみると・・・いない。チャイコフスキーの前はいったいどうなっていたのだろう。民謡の世界だけが音楽だったのか。そういえば、ショパンはポーランドのマズルカという農民の民俗音楽を、突然に芸術音楽にグレードアップしてしまった。

・・・と、それについては別の時に研究することにしましょう。

とにかく、この教本では民謡がベースに使われており、どの曲も旋律になつかしさや馴染みやすさが漂います。

まりちゃんも私も、この公開レッスンで、楽譜からはわかりきれない音色の作り方や微妙なタッチを教わり、また一歩ピアノに深く踏み入ったと、確かな手ごたえをつかみ今も模索を続けています。