卒業と入学のシーズンですね。

3月もまもなく終わりというのに、今日は寒くて震えてしまいました。こんなに寒いと、桜のつぼみが、またきゅっと固く後戻りしてしまいそう。

日本の4月は桜ですよね!満開の桜の花をくぐり抜けての入学式は、日本の風物詩でもあります。

こちら二番町の私のスタジオ付近は桜の名所がたくさん! まずはなんといっても千鳥ヶ淵。それから四ツ谷駅から市ヶ谷、またはホテルニューオータニにかけて。他に私が気に入っているのは、半蔵門から、バスでも自転車でも皇居に沿って日比谷に下りていくまで。今年も間もなくです!

さて先日、3月12日(日)に桐朋の大学ピアノ専攻卒業演奏会が浜離宮朝日ホールで行われました。

ピアノ科だけの卒演で、出演者は11人。つまり卒業試験で成績順に11番まで学生が出演しています。11人中男性は4名。

この学年は豊作?!だそうで、日本音楽コンクール入賞者や、すでにあちこちのコンサートで活躍している優秀なピアニストさんが多数います。

みんな練習を積んでいるので堂々たる演奏でしたけれど、やはり最後の3人は聴かせてくれました!

♪ 西原瑠一さん プロコフィエフソナタ8番、2,3楽章  

3楽章のリズムと突き進むエネルギーが圧倒的!

♪ 原嶋唯さん シューベルトソナタ19番c-moll 1,4楽章

自在でしなやかな音楽性に魅せられる演奏!

♪ 五十嵐薫子 ショパン幻想ポロネーズ Op.61

特に最後のCoda! あぁ、誰もが待っていたのはここだったのだと。

この3人は「フレッシュな良さ」を越えて、充分に成熟の聴き応えを演奏から感じました。これからの活躍に大きな期待がもてそうです。

今の私の生徒さんたちからも、こういうピアニストたちが育ったら!と心から思います。

毎日ピアノの前に座る。地道に毎日ピアノに取り組むこと。これが当り前の日課になるように、ピアノの魅力をお伝えしていきたいと思っています。一生懸命お教えしようっ!

さて、大学と高校の全体卒業演奏会は、新学期が始まって4月に行われます。こちらはピアノ、弦楽器、管楽器、声楽すべてです。

ちらしを見ると・・・むむっ、高校も大学も、今年もトリはピアノでなくバヨリン(笑)。桐朋のヴァイオリン恐るべし!

みなさまもよろしかったら聴きにいらっしゃいませんか。

4月14日(金)18:30開演 紀尾井ホール 高校卒業演奏会

4月29日(土)15:30開演 紀尾井ホール 大学卒業演奏会