このところ努力している姿に心動かされる二人、実那子さんとももこちゃん。

今回は。。。!ポーランドのトカチェフスキ国際ピアノコンクールに出場。嬉しい結果が出ました。

第5回トカチェフスキ

国際ピアノコンクール(ポーランド)
『Junior』カテゴリー(11歳以下)
日本国旗第3位  入賞おめでとう、ももこちゃん!
 
『Piano Talents』カテゴリー(14歳以下)
日本国旗第4位  入賞おめでとう、実那子さん!

結果 ⇒ http://www.tkaczewskicompetition.com/

このコンクールは、友人のKrystian Tkaczewskiが主催しています。

Krystianはもともと私の師バルバラ・ヘッセ・ブコフスカ先生クラスではないのですが、ヘッセ・ブコフスカの音楽に傾倒し、大学卒業後からブコフスカ先生のもとにやってきました。

博士論文は、バルバラ・ヘッセ・ブコフスカのマズルカ演奏を主要研究材料にして書き、博士号を取得しています。

彼はポーランドのタルヌフ出身で、ブコフスカ先生の家に短期で寄宿することもあったので、私がポーランドに行くたび、ブコフスカ邸で彼と先生と3人で、尽きることなくおしゃべりをした日々もありました。

何かしら底知れぬパワーを秘めたクリスティアンの特殊さを、ブコフスカ先生も見抜いていたのでしょう。

先生が主催されていた音楽祭を、自分の亡き後はクリスティアンに音楽監督を任せると任命したのです。先生には息子のマチェックがいるのに。立派なピアニストで、ワルシャワのショパン音大の室内楽教授なのにです。

そこには争いがあったわけではなく、マチェック自身が音楽監督を引き受ける気がないと表明してのことでした。

それはわかる気がします。マチェックは優秀なピアニストだけれども、室内楽ピアニストであること、著名なスターピアニストを母に持ち、後年母のサポートをしてきた彼は、自分が上に立って采配を振るうより、人をたてることに適した性分なのだと感じます。

さてそれでTkaczewskiですが・・

クリスティアンはむくむくとどんどん巨漢になっていくのに比例して、むくむくとパワーアップし、彼自身のまったく独自の方法で、音楽の世界で国際的に勢力を拡大していきます。

その独自の方法とは、自分でコンクールを設立する、という世にも稀なる手法です。

音楽コンクールに冠されている名前は、すでに故人となった著名な芸術家、それが通例ですが、が、彼はまだ40代にして、自分の名前を冠したコンクールをポーランドに設立したのです。

それ以外に現在の居住地のニューヨーク近郊のニュージャージーでも、ショパン国際コンクールin ハートフォードを設立、その他ポーランドではパデレフスキ国際コンクール、Future Star ピアノコンクールなどなど。

このような方法で勢力を拡大するピアニストが、これまでに世の中にいたのかいないのか定かではありませんが、少なくとも私は初めて知りました。

ある意味ではパイオニアであり、ショパンの独自性に負けぬ、これぞすごい天分なのかもしれません。

第5回を迎える『クリスティアン・トカチェフスキ国際ピアノコンクール』。

今回はコロナ禍のために動画提出コンクールにしたことで、かなり規模が大きくなったようです。

世界38ヵ国から253名の参加者。
Junior部門で60名弱、Piano Talrent部門で53名の参加者と出ています。
審査員はVowka アシュケナージ(アシュケナージの息子)や、日本人では鈴木宏尚先生も。
クリスティアンが、「僕は10代のヤングピアニストが大好きなんだよ。」と目を輝かせて私に言ったことがあります。
その情熱はコンクールに、音楽祭にと繁栄されていて、人々は色々に言うけれども、それは彼のやることができない人が言うのであって、私はあの目の輝きが続く限りは大丈夫だと信用しています。
よい成績を残すことができた、ももこちゃんと実那子ちゃんは立派でしたね。
私もとっても嬉しく思います!これからも一生懸命やっていきましょうね。

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