千葉市音楽協会主催/千葉市芸術祭参加 室内楽コンサートでシューマンのピアノ五重奏作品44を弾きます!

この曲を弾けるのは、やはり大きな大きな喜びです!ピアノの加わる室内楽の最高峰ともいえる作品。

それも千葉の気心知れているアーチスト仲間とですから、合わせにもきちんと時間が取れるし、お互い意見も出し合えるし。

シューマンのピアノ五重奏は1842年の作。もうショパンはこの世にいない。シューマンはショパンの死をどのように受け止めたのか。。。なんていうことも考えます。

彼らが実際に会って話したのは生涯にたった2回。1835年と36年にショパンがライプツィヒを訪れた際のこと。それを想像するとわくわくしてしまいます。ショパンが数曲を弾いて聴かせ、バラード1番について話したことはつとに有名です。

この時のことは1836年9月に、シューマンが師でもあったハインリヒ・ドルンに宛てて手紙に書いています。

何語で話したのか、そこは疑問の残るところでもあります。ショパンはフランス語、シューマンはドイツ語。その間を一緒にいた誰かが取り持ったのかもしれません。

いえ、話を戻しましょう。シューマンのピアノ五重奏です。

やおらシューマンの室内楽の年となった1842年。それまで室内楽を完成させたこともなかったのに、急にこの年には、ピアノ四重奏、弦楽四重奏を立て続けに完成させ、熱狂的な興味が室内楽に向けられたことを示しています。

ピアニストなら誰だってシューマンのこの曲は弾きたい!という1曲。第1楽章の冒頭から高揚感が溢れています。2楽章はうって変わって葬送行進曲になる。

3楽章のスケルツォは秀逸。シューマンのピアノ五重奏といえば、この楽章を思い浮かべる人も多いのでは?Es-durの極めて速い音階で始まる!それがスリリング。葬送行進から一転するコントラスとにも、その意外性に思わず魂を持っていかれます。

そして4楽章は民族的な色合いで締めくくられる。どこの民族性かと聞かれると、それはよくわからないのですが、ユニバーサルに昇華された民族性ととも言うべきでしょうか。

それ以外には、ハイドンのピアノ三重奏『ジプシー』も!これまたほどよくジプシーの色合いを持つ3楽章が秀逸です。

そして弦楽カルテットのメンバーで、ドヴォルザークの『アメリカ』。室内楽の名曲揃いのコンサートです。お楽しみ頂きたく思います。

ぜひ聴きにいらして下さい!お待ちしています。